ORAL SURGERY

口腔外科

お口のトラブル、
何でもご相談ください

TROUBLE

口腔外科では、交通事故やスポーツなどを原因とする外傷や顎変形症などの外科的疾患、口臭などの内科的疾患、口腔がんなど、お口周りのさまざまな症状の診断・診療を行います。

お口の中、顎、顔面などに異常が現れると、食事や会話などの機能性だけでなく審美性も損なわれる可能性があります。適切な処置によってお口周りがしっかり機能し、自然な形態の健康的な美しさを取り戻せるようサポートさせていただきます。

外傷

TRAUMA

「強くぶつけて歯が折れた・抜けた」という方へ

「強くぶつけて歯が折れた・抜けた」という方はいらっしゃいませんか? もしそのようなことが起きても、しっかりとした処置を行えば、ほとんどのケースで神経を取ったり被せ物を入れたりせず改善できます。

ここでは、外傷についてご説明します。

歯が抜けたり折れたりしたら…

歯が抜けたり折れたりしたら、水か牛乳につける、または飲み込まないように口の中に入れておいて、かけらを絶対に乾燥させないよう、早めにお持ちください。

そのままにしておくのは、要注意!

症状が軽い場合でも、しばらくしてから症状が出ることもあります。さらには、そのまま放置しておくと、治療しても予後が悪い場合もあるのです。

また、子どもの歯の場合はあとから生える永久歯に影響を与えることがあります。たとえ痛みなどの症状がない場合でも、一度ご相談ください。

院長はIADT国際外傷歯科学会フェロー

院長は歯科の外傷(歯をぶつける、抜ける、折れる)の学会であるIADT(国際外傷歯科学会)のフェローを務め、日々技術の研鑽を行っています。

口腔がん検診を行っています

ORAL CANCER

「口腔がん」と聞いても「自分には関係ない」と思っていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。
しかし、がんは2人に1人が発症するといわれており、他人事ではない身近な病気となっています。口腔がんはすべてのがんの約1~2%ではありますが、年間約7,000人に発症するといわれています。

口腔がんに限らず、がんは早期発見・早期治療ができるほど治癒率が高くなります。
当院でも少しでも早い段階で発見・治療できるよう、口腔がん検診を行っています。万一口腔がんを発見した場合は、三次医療機関をご紹介します。

お口の健康を守るためにも、年に1回は口腔がん検診を受診いただくことをおすすめします。

口腔がんとは?

お口の中にできるがんのことを「口腔がん」といいます。舌、舌の下側、歯ぐきにできることが多く、日本では年間約7,000人が発症しています。高齢になるほど口腔がんを発症しやすくなるといわれており、高齢化社会の進行にともない、今後の増加が見込まれています。
初期のがんの5年生存率は90%と高いですが、進行したがんでは50%と低く、治っても機能障害が残ることがあります。

がんの初期症状では痛みや出血がなく、白または赤の病変として現れ、硬いしこりができることがあります。白い場合、入れ歯が当たって白くなっていることもあれば、がんでなくても今後がん化する可能性がある、すでにがんである、など自分で判断するのが難しいことが多々あります。

がんは、早期発見・早期治療がとても大切ですが、このような理由により医療機関の受診が遅れ、がんそのものの発見が遅れてしまうことがあります。

「多分がんじゃない」とご自身で決めつけず、少しでも気になる症状がありましたら、ためらわずに口腔がん検診を受けていただければと思います。